スーツの基本 

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クールビズと半袖シャツ

西日本もついに梅雨があけました。
梅雨の最中は早くすっきりしてくれと思っていましたが、いざ梅雨明けとなるとこの日差し・・・こちらはさっそく35度だそうで。サラリーマンの皆様、くじけずがんばりましょう。

クールビズが大々的にうたわれるようになる前は、みんな普通にネクタイ締めてたわけですよね。僕はクールビズ始まってからもしばらくは「ワイドスプレッド(襟型)はノータイじゃサマにならん」とか言って、ネクタイ締めてたんですけど、今思い返すとそれが現実の記憶だったのか、自信がなくなってきます。10年前って、もっと涼しかったんでしたっけ?

今街中でネクタイを締めている人がいると、結構目立ちますよね。どんな理由なんだろうって考えてしまいます。上着を着ている人も、ネクタイはしてないですね。ネクタイしていないのが普通、という段階から一歩進んで、ネクタイ締めてると変、という環境になりつつあるように思います。本来であれば、ビジネス用のスーツは真ん中にネクタイを置くことでバランスが取れるもの。ネクタイ無しだとなんだか間が抜けてしまうものですが、もう誰も気にしていないですね。


さて先日、クライアントの一人から、「sartorioさんはなんで長袖のシャツを着てるんですか」と言われました。
ちょっと返答に困っていると、相手から「半袖、嫌いなんでしょう」と追い打ちが。そしてそのあと次のように言われました。

「正直これだけ半袖のシャツがあたりまえになると、長袖のシャツって見ていて暑苦しいですよ。」


よくビジネスでの服装は、自分がどうありたいかではなく、相手にどう見えるかを意識すべきと言いますが(私もこのブログでそういうことを何度となく書いていますが)、人の感覚は時代とともに移りゆくもの。ビジネスにおいては、上着を着てネクタイを締めるのがマナーと思われてきましたが、いまや夏の「相手に不快感を与えない」服装と言えば、半袖シャツ姿なのかもしれません。


でも夏場、半袖シャツでクライアントに提案書とか提出してたら、冬になってネクタイ締めるのバカらしくなってきますね。

テーマ : ビジネスファッション
ジャンル : ファッション・ブランド

「私たちは今、何を着ればいいのか」

文化系トークラジオLife 番外編「私たちは今、何を着ればいいのか」

私が服に興味をもったのは、1990年代の後半、スーツについては2000年頃です。
出演者の方々とも年代は重なる部分もあり、嗜好は異なる部分はあり、
番組を聞いて思うところはいろいろありました。
誰かとああでもないこうでもないと話をしたいものです。

人と違うスタイルを取ることがお洒落だった時代というのは確かにありました。
えっと思うような奇抜なデザインの服を着る人もいれば、
そこにそれを合わせるんだ、というセンスの見せ方をする人もいました。
それでもやっぱり1990年代後半には、ファッションで自己主張している人は極小数だったと思います。
(80年代にどれほどいたのか、というのも疑問ですが)
お洒落に見える人は、決してファッションで自己主張をしているわけではなく、
生活スタイルからその他の持ち物までセンスがあってついでに服のセンスもよいという人か
お金持ちで、いいものを着ている人のどちらかがほとんどだったんじゃないでしょうか。

あとですね、あんまり大きな声じゃ言えないですけど
男で服にコダワリがあって、上のふたつのどちらでもない人は、だいたいめんどくさい人です。
オタク(が何かのきっかけで服についても調べ始めた)か、外見にコンプレックスがある人。
このどちらかじゃないでしょうか。
もちろん私はこっちのグループですが。


今回のLife番外編ですごくよかったのは、常見陽平が論外扱いされていたこと。
ほんと引っ込んでろと言いたい。

テーマ : ビジネスファッション
ジャンル : ファッション・ブランド

スーツの予算配分

3月に入りました。
来月から新社会人という方は、そろそろひと通りのものを揃えないといけませんね。
とりあえず1週間を過ごせる数が必要です。
スーツは2着、シャツと下着は5着は必須。ネクタイは少なくとも3本はほしいかな。
靴もできれば2足ほしいところですが、難しければ初任給まで待ちましょう。



■スーツにいくらかけるべきか
じゃぁそれぞれについて、いくらくらいのものを買うべきなのか?
これは、あなたがスーツ周りに支払える(支払いたい)金額に応じて考えるのが正解です。
スーツに払う金額というのは、もちろん稼ぎや可処分所得と比例する部分は大きいけれど、
年収1000万稼いでも3万のスーツ着ている人はたくさんいます。
ファッション誌に載ってるジョンロブやらボレリやらを買ってるのは、
ステータスとして購入する人よりもむしろ
(ファッション好き・スーツ好きという)趣味的な購買層のほうが多いんじゃないかと思います。

だから逆にスーツでお洒落を楽しみたい人は、年収いくらのうちはこのランクのものを、とか考えずに、
自由に使えるお金の配分を考えて、好きなモノを買えばいいんです。
タバコやパチンコやめたら、月に何万って浮く人もいるでしょ?
ただ私の経験からアドバイスさせてもらうとすれば、少し奮発して良い物を買うのは、
ひと通りのワードローブが揃ってからにすることをお勧めします。
スーツも靴も、連続で着用すると傷みやすく、早く寿命が来てしまうので、少なくとも中2日、できれば週1で回せるくらいのアイテムが揃ってからにした方が長持ちします。
また、最初のうちは扱いやメンテナンスで失敗することもあります。
(僕は、靴磨きの時ザラザラの布でこすって表面に傷をつけまくったりしました・・・)
ある程度スーツや靴の扱いに慣れてきてから、少しずつよいものを追加し、ワードローブを入れ替えていく。
こういう方式が理にかなっているように思います。



■スーツと靴、どちらにお金をかけるべきか
ではスーツ関係に払う絶対額は収入や趣味性に合わせるとして、その金額をどのような配分で割り当てるべきか。

よくwebで見かけるのが、スーツと靴の金額の話です。
靴はスーツの3分の1の金額が妥当という人もいれば、スーツと同じ値段の靴を買え、という人もいます。

3分の1論者の人は、既成品をクラス別に並べた時の金額感が根拠になっているんじゃないかと思います。
10年位前は、KITONやブリオーニのスーツが30万で、エドワード・グリーンやジョンロブの靴は10万でした。
(今は50万と15万くらいでしょうか)
次点のSARTORIOとかカルーゾ(20万前後)のスーツを着る人は、靴もクロケット(6万)が妥当、ということでしょう。
ただこの理論で行きますと、BEAMSのスーツに合わせる靴はBEAMSでは買えないことになります。

一方で同額派の人は、靴は10年履けるし、足元が決まっていないとスタイルも決まらない、という思想。
セレクトショップでスーツを買うようなお洒落好きは、(たとえスーツがショップオリジナルの吊るしであっても)
イギリスの本格靴を履くべし。
29,800円のスーツを買っている人でも、靴は(スーツと同じ2プライス店ではなく)REGALやスコッチグレインで買うようにしましょう、というわけです。

みなさんはどちらの話に納得感があるでしょうか。

私の周りには、3万円以上の靴を履いている人はほとんどいません。
ブランド物のスーツに、オーダーのシャツを着ている人でも、靴は野暮ったい。
体全体に占める靴の割合が少ないこと、また値段の比較対象がスニーカーになってることあたりが原因なんじゃないかと私はふんでいるのですが、実際はどうなのでしょうね?

でもたまに、靴の選び方や手入れについて聞かれることもあります。
そのときには私は、靴は正しい扱いをすれば10年は履けること。
そしてその10年は、ずっとよい靴とともに過ごせることを伝えます。
(ホテルの従業員が足元を見る、みたいな話はしません。)
ただしそのためには、少なくとも3万円以上のものを選ぶこと、月に1回クリームを塗ること、そして週2回以上履かないことが条件になることも付け加えます。

そういう意味で私は、靴については、他の商品(シャツやネクタイ)よりも積極的にランクを上げるべきだと考えています。
値段の差から得られるベネフィットが、単純な見た目や着心地だけではないからです。
ただし、中二日開けて履き、定期的にメンテナンスできる人でなければその投資効果を十分に得ることはできませんので、自信のない方は無理しなくてもよいでしょう。



■靴以外のものへのお金のかけ方
他のものについては、値段の差から得られる価値は、靴ほどの大きな境界線はないと思っています。
ある程度、価格に対する価値の増え方が直線的と言えばよいでしょうか。


強いて言えば、ネクタイは投資対効果が低いように思います。
落合本などでは重要性が説かれていますが、私は「この人のネクタイいいな!」と思ったことはすごく少ないです。
逆にベーシックな色柄であれば、これはヒドイと思ったこともないです。
正直ネクタイは色合せが8割じゃないかと思っています。
縦に2色に分かれていたりするとゲンナリします。


シャツは消耗品ですが、クールビズの普及によって少し重要度が高くなりましたね。
お金をかけただけよいものが手に入りますが、1万円のシャツを2万円のシャツを見分けられる人は
そんなに多くないと思います。生地の良し悪しよりも、サイズ選びのほうが見た目の印象に影響します。
日本の既成品には非常に良い物が多くあるので、無理にブランド物を買う必要はありません。
またその他の製品と比べてオーダーの敷居が低いので、うまく利用するのもよいでしょう。


最後にスーツですが・・・これはもう、僕が何を言っても変わらないでしょ?
3万のスーツを着ている人は、スーツに10万も出す人の気が知れないし、
10万のスーツを買っている人は(大きな環境の変化でもなければ)3万のスーツに切り替えることはできないはずです。

単価の高いものなので、まず自分がスーツに出せる金額を決めて、そこから全体の予算配分を決めればいいと思います。
トゥモローランドのスーツに鎌倉のシャツを合わせてもいいし、スーツカンパニーのスーツにパターンオーダーのシャツを合わせてもいい。
(財政的に、また感覚的に)「払える金額」を基準に、コストを掛けるべきものと、引いてもいいものを決めて配分していきましょう。


プロフィール

sartorio

Author:sartorio
散財と失敗の結果、学んできたことを書いていけたらと思っています。

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